所 在 地 | : 東京都江戸川区西小松川町 (I様邸)(築8年) |
主要用途 | : 専用住宅 |
主体構造 | : 鉄骨ALC造り2階建 |
お客様のご要望
梅雨時の洗濯物干し場が室内しかないので湿気がこもりカビなどが心配。
洗濯機も古くなり新しいのに変えたいが、サイズが大きすぎて既存のスペースに入らない。
洗濯する所と干し場が一所で、サンルーム兼ユーティリティーのようなスペースをつくりたい。
間口2間(3.600) 出幅1間(1.800)で2坪の広さがほしいとのご要望です。
また、寝室から直接出入りしたいので、床の高さは出来るだけ段差を少なくしてほしい。
敷地の広さは問題ないのですが、軒天とGL(地面)までの高さが2860しかなく採用できる機種は、土間仕様タイプに限られます。欄間を現場に合わせて切り詰め加工し、床は木材で造作工事として仕上る事になりました。
(加工前の正面図) (加工前の側面図)
工事1日目
本体ユニット・屋根ユニット・間口ユニット・側面ユニットなどを組立、取付完了です。
欄間は通常上下450ミリほどの幅がありますが、床を嵩上げするために150ミリに切り詰めています。
コンクリート平板は木造床の束石です。
本体の4隅の柱はモルタルで固定します。
屋根と側面パネルは熱線遮断FRP材です。
正面は全てFIXでガラス(5ミリ)入りになります。
側面は両面とも引違いガラス戸になります。
工事2日目
床の造作工事です。
寝室から出入りする時に段差を最小限にしてほしいとの施主様のご希望でしたので、サッシの下端を基準にし、床の仕上げ材など考慮し、高さを調整しました。
洗濯機を設置するため、給水配管、排水管、コンセント設置など、床を仕上る前に工事しておきます。
工事3日目
15ミリのベニヤを貼り、仕上材(フロアータイル)貼っています。
竿掛け金物、日除けカーテンの取付もすんでいます。見えにくいですが、洗濯機用専用水栓柱も取付、コンセントの配線も工事済です。
床下の束は金物で固定してありますので少々のことでは動きません。
工事4日目
ガラスも入り今日で完成です。
床下は雨に当たりませんので常に乾燥してます。ご近所にねこがたくさんいると聞き、急遽猫よけの工事もすることになりました。床下3面ともパンチングメタルを貼りましたので、猫の入る隙間はありません。パンチングですので通気は問題ありません。
採用機種 : ニュー晴れもよう(三協立山アルミ)
色:アーバングレー