横浜市神奈川区・インターロッキング
インターロッキングを使ったレストコーナー
横浜市神奈川区西寺尾 (K様邸) 築11年
[お客様のご要望]
Kさま邸の玄関ポーチ横に4㎡ほどの変形した敷地が有ります。
新築直後に多目的利用を考え、真砂土を打設し、クラッシュブリック(レンガ砕石)を
敷き込みました。使い勝手が悪く、デットスペースとして何の利用もしていませんでした。
あまり予算はかけられないが、オシャレで使い勝手の良いスペースに出来ないか、との
ご相談をいただきました。
【工事内容と当社の提案】
K様邸は傾斜地を造成して建てられた住宅で、裏手には別の住宅が建っています。
冬になると裏側の住宅から落ち葉が大量に落ちてきます。また少し雨の強い時などは
斜面を伝って雨水が流れて来てしまいます。
当社が提案したインターロッキングは落ち葉の時期は掃除がしやすく、
雨水の水はけのよい材料ですので、お勧めし施工させていただきました。
オールラウンドペイブ・スルー (エスビック(株)製)
降った雨水を地中に逃がしやすい、透水タイプ
水たまりができにくく、人と環境にやさしい舗装材。
使い勝手の悪いデットスペースが素敵なレストコーナーに生まれ変わりました。
玄関ポーチ横スペースの現状
ここから下の小さい写真はクリックすれば拡大写真が見られます。
作業工程(1
クラッシュブリックを取り除き、
真砂土を電動ハツリ機で破砕、
掘削しています。
仕上がりがタイル面と同じになるように、
土も10㎝掘削し、鋤取ります。
全ての残材をガラ袋に入れて運びだし、
産廃業者にて処分します。
作業工程2)
土間の鋤取りが完了しました。
インターロッキングの仕上がり面に不陸(凹凸)
がないようにするには、スケールできちんと
墨出しをして仕上げます。
作業工程(3
敷砂の流失を防ぐため不織布を敷設します。
敷砂はブロックの安定性と平坦性を確保する
とともに、荷重を均一に分散し路盤に伝達する
役目を担うために敷設します。
インターロッキング施工完成
変形した敷地なので一個一個のブロックをカットし、隙間なく施工するのに手間がかかります。
この手間を惜しむと後で大変なことになります。小さなスペースにも細かくカットしたブロックを
一個一個丁寧に埋め尽くしていきます。
仕上げは目地に珪砂(花崗岩又は珪岩と呼ばれる岩が粒状に変化したもの)を隙間なく詰め、
ゴムハンマーなどで叩きながら珪砂を充填させます。
目地砂の充填が不十分であるとブロックの移動や局部沈下などを誘発し、インターロッキングブロック舗装の破損を発生させる原因となるので、目地詰めは入念に行わなければならない。
【インターロッキングのレストコーナー】完成しました。