横浜市都筑区・カップボード(食器棚)の取付工事
耐震性能を備えたカップボード(食器棚)を取付けたい。
横浜市都筑区仲町台 (Hさま邸) (分譲マンション・新築時入居 3年)
【お客様のご要望】
3・11の大震災で自宅の被害はなかった。しかし、いつの日かに備えてさまざまな
地震対策を考えておきたい。
現状はいろいろな食器棚を組み合わせて使っているが、転倒防止などの地震対策は
していない。 大震災でマンション内のキッチン食器棚が転倒し、悲惨な状況になった
映像をたくさん見ました。
地震が起きても、食器棚から食器が飛び出さず、食器棚も転倒、倒壊しない頑丈な
カップボード(食器棚)を取付けてほしい。
【工事内容と注意点】
お客様の要望を確認した上で、現場の寸法を確認し、お奨めする食器棚を決めますが、
家族構成、収納したい調理器具、食器類、調理家電、キッチン雑貨等の収納量も事前に
出来るだけ詳しくお聞きしておくことが大切です。
完成してから
【収納スペースが希望どおりでない】などはよくあるトラブルです。
【お奨めしたカップボード】
今回お奨めしたのは【TOTOシステムキッチン・クラッソ】壁付け収納タイプです。
間口1650×高さ1965×奥行450で、家電キャビネット・引き出しキャビネット・
ロングキャビネット(開き戸)などを組み合わせたカップボードです。
収納する食器類は数量+重量などが非常に多いため、壁面固定だけでなく、
両サイドにエンドパネル(厚さ20mm)を採用。耐震強度を増しました。
【既存の食器棚と収納家具・1】
<既存の食器棚や収納家具では収納しきれず、カウンターやテーブルの上まで
キッチン用品でいっぱいです>
【既存の食器棚と収納家具・2】
<2枚の写真では見えませんが、間仕切壁の内側に給湯機のリモコンがあり、
食器棚設置時にじゃまになりますので、間仕切壁の外側に事前に移動しました。
調理家電のコンセントの位置も移動しました。>
【新しいカップボード(食器棚)と使用状況・1】
<大量の食器類や調理家電もキッチリ収まり、大変使い勝手の良いキッチンになりました。
電子レンジや炊飯器、トースターなどが、キッチンカウンターに並んでいた時に比べ、
調理スペースが広がり、調理時間まで短くなったとお喜びでした。>
【新しいカップボード(食器棚)と使用状況・2】
開き戸のキャビネットには【耐震ラッチ】という地震対策用の部品がついており、震度3を感知
すると、自動で作動し、開き戸が固定されます。
【開き戸のラッチ】 【通常時】
【作動時】
【カップボードの展開図】