横浜市港北区・工場 屋根外壁塗装
工場兼事務所・屋根、外壁塗装とクラック(亀裂)補修
横浜市港北区新吉田町 (?K螺子さま)鉄骨ALC造+木造モルタル造
【お客様のご要望】
K螺子さまの工場は、平成10年に1階の工場と2階事務所部分を
木造モルタル造りで増築されました。その後増築部分の改装工事もされています。
改装工事を依頼した建築業者の手抜き工事で
(外壁の凹凸が目立ち、撤去した窓の
金属水切りが撤去されずに残っている、外壁の亀裂が数十箇所に出来た
)など、
会社としてのイメージが悪く長い間お悩みでした、補修して塗装工事をしてほしい。
屋根(折半屋根)も塗装してほしい。外部の擁壁も痛みがひどく補修、修復してほしい。
【工事内容と注意点】
最初に建てられた鉄骨ALC造の建屋は確りしていて、塗料の経年劣化の
色褪せ位です。木造モルタル造の増築した接続部分は1cmくらいの亀裂が有り
コーキング補修しなければなりません。その他の増築した外壁の亀裂も複数あり
Vカットしてコーキング補修し、既存の外壁模様にあわせ、玉吹き塗装した上に
ウレタン塗装で仕上ます。
【工事前1】
【工事前2】
【工事着工・足場架け】
<屋根、外壁の水洗い(高圧洗浄)後、クラック補修、外壁補修、屋根塗装、
外壁塗装、擁壁補修の工程で工事が進んでいきます>
【工事中・クラック(亀裂)補修1】 【工事中・クラック(亀裂)補修2】
【クラック補修の注意点
】モルタル壁の厚みは8〜10mmですが、
クラックの幅にかかわらず、モルタル壁の厚み全部に亀裂は入っています。
壁に亀裂が入ると、壁の段差が出来ますので、クラックの補修と同時に段差も
補修します。サンダーなどで削って段差をなくす。
亀裂部分をVカット加工したあと、亀裂内の(モルタルのごみ)をエアで綺麗に取り除く事。
プライマー(接着剤)を亀裂内に塗り、変成シリコンで補修します。
【工事中・クラック(亀裂)補修3】
<クラック・段差補修が終わったら、カチオンシーラー(密着剤)を塗り、
カチオンタイト(セメント系下塗り剤)を塗って段差をなくします>
【工事中・換気扇交換1】(6箇所交換します)
【工事中・換気扇交換2】
<換気扇用ウエザーカバーがプラスチック <カバーの変形により、木枠に雨が滲みこみ
の場合、経年劣化で変形します> 腐朽していました。撤去して交換します>
【工事中・換気扇交換3】 【工事中・換気扇交換4】
<腐朽した木枠を撤去し、新しい <換気扇の周りは、変成シリコンでコーキング
木枠を付け、換気扇を取り付けました> します。変成シリコンは塗料がよく密着する>
【工事中・屋根塗装1】 【工事中・屋根塗装2】
<屋根材のボルトは経年劣化でサビが <ワイヤーブラシでサビを落とし、屋根材に
でます。> まで付いてしまったサビも除去します>
【工事中・屋根塗装3】 【工事中・屋根塗装4】
<錆止め塗料を塗っています。 <折半屋根塗装完了です。2回塗りです。
使用塗料・日本ペイント 使用塗料・日本ペイント
ハイポンファインプライマー2> ACトタンペイント・ニューグレー>
【工事中・モルタル壁、クラックと段差補修1】
工事前2の写真に写っている、窓撤去後段差と無数にある亀裂の補修工事です。
<クラック補修は、Vカット→ゴミ除去→プライマー塗布→変成シリコン打ち→
カチオンシーラー塗布→カチオンタイト塗り、の手順で進みます。>
【工事中・モルタル壁、クラックと段差補修2】
<壁段差補修は、カチオンシーラー+カチオンタイトを塗布したあと、乾燥を待ち、
ダイヤモンドドライカッターという工具使って削り、段差をなくします>
【工事中・モルタル壁、クラックと段差補修3】
<クラックや段差補修した個所は、既存の壁と模様が変ってしまいますので、壁全面の
模様を同じくする為、下塗り剤を吹きつけ塗装し、ローラーにてヘッドカットという作業を
行います。>
使用材料・<日本ペイント・タイルラックEMA-Sベース100K>
【工事後・外壁塗装完了1】
<屋根、外壁の塗装工事が完了しました>
<正面擁壁も、足場を解体する前に補修工事を完了しました>
使用塗料<下塗り剤・日本ペイント、アンダーフィラー弾性エクセル・1回塗り>
<上塗り剤・日本ペイント、オーデフレッシュU100・2回塗り>
【工事後・外壁塗装完了2】
<窓撤去後の壁段差補修とクラック補修をしましたが、かすかに跡は残りました>
<窓の面格子、換気扇ウエザーカバーは新品に交換してあります>
【工事後・階段塗装1】
<屋上に出る階段の塗装工事をしました。亜鉛メッキされた鋼板製ですが、経年劣化で
錆びが出てきました。ワイヤーサンダーで全体のサビを取り除きます>
【工事後・階段塗装2】 【工事後・階段塗装3】
<工場内床は機械油が多く、作業者の靴に油が密着しており、階段を上り下りするのに
滑って危険です。階段踏面上塗り塗装1回目で硅砂を撒き、乾燥を待って上塗り2回目で
硅砂を撒いて、滑り止め仕上にしました>
使用塗料<下塗り剤・日本ペイント・ハイポンファインプライマー・1回塗り>
<上塗り剤・日本ペイント・1液ファインウレタンU100・2回塗り>
【工事後・擁壁1】
<塗装工事及び付帯工事も完了しましたが、道路面の擁壁は工場建築当初のままです。>
【正面の擁壁と同じように、モルタル仕上げで補修することになりました】
【工事後・擁壁2】
<擁壁のコンクリートは経年劣化で数ヵ所崩れてます。コケと汚れを高圧洗浄で除去します>
<無溶済エポキシ接着剤(打ち継ぎ接着剤)を塗り、モルタルで平滑に仕上げをしました>